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きょう18日は、沖縄・奄美地方に梅雨入りが発表されましたが、梅雨入り早々に大雨となっています。沖縄県では局地的に滝のような雨が降り、道路が冠水している所も。きょう18日夕方にかけて大雨に警戒してください。

沖縄・奄美で梅雨入り

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きょう18日、東シナ海にのびる前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
沖縄、奄美地方の広い範囲に雨雲がかかり、所々で雨雲が発達しています。

気象庁は、きょう18日、沖縄・奄美地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
沖縄では平年より8日遅く、奄美では平年より6日遅い梅雨入りです。
※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速報値です。秋に再検討され、見直されることがあります。

今年も長雨の季節が始まりましたが、梅雨入り早々に大雨となっている所があります。

沖縄本島で非常に激しい雨

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沖縄県は本島地方を中心に断続的に雨が強まり、局地的には滝のような雨が降っています。
1時間降水量は、沖縄市で56.0ミリ(12:57まで)、那覇空港で53.0ミリ(12:28まで)、那覇市で46.5ミリ(12:32まで)を観測しました。

非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上~80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。

非常に激しい雨が降った場所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分警戒、注意してください。

沖縄本島地方 きょう18日夕方にかけて大雨に警戒

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午後2時30分現在、沖縄本島中南部に大雨、洪水警報が発表中です。

沖縄本島地方では、18日夕方にかけて多い所で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。
本島中南部では、18日夕方まで低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、沖縄本島地方では18日は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

なお、雨雲の発達の程度によっては、大雨警報を発表する地域が広がる可能性があります。

あす19日15時までの24時間に予想される雨量(多い所)
沖縄本島地方 80ミリ

激しい雨や落雷や竜巻などの突風など、天気の急変にご注意ください。
あす19日も、沖縄・奄美地方は活発な雨雲がかかりやすく、局地的に強い雨や激しい雨が降るでしょう。

「梅雨入り」は大雨に気を付ける時期となったサインです。雨の情報に気を付けて、安全にお過ごしください。