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きょう27日、北海道から九州、沖縄にかけて、日差しがたっぷりと届いています。正午の紫外線は一番高いレベルの「非常に強い」ところも。うっかり日焼けしてしまわないように、ご注意ください。ゴールデンウィーク中も紫外線対策は万全に。

午前中から「強い」紫外線降り注ぐ

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きょう27日、日本付近は高気圧に覆われています。
北海道から九州、沖縄にかけて、たっぷりと日差しが届いています。

上の図は、紫外線の強さを指標化した、UVインデックスの毎正時の解析分布図です。実際の天気から推定した紫外線の強さは、午前10時の時点で関東や東海など「強い」レベルとなっています。

朝、洗濯物を干す際などにもうっかり日焼けしてしまわないように、日焼け止めクリームをつけたり、帽子をかぶるなどの対策が必要なレベルとなっています。まだ紫外線の対策を始めていない方は、早めに始めた方が良さそうです。

きょう27日 紫外線「非常に強い」ところも

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きょう27日正午の紫外線の予測分布図を見ると、西日本から東日本の広い範囲でオレンジ色の「強い」レベルとなっていて、南側の地域にいくほど、濃いオレンジ色の「非常に強い」レベルのところも見られます。

きょう27日には、すがすがしい晴れとなっていて、何をするにも快適な陽気です。
屋外で過ごす際は、紫外線に油断せず、長袖を着たり帽子をかぶるなど、対策をしてお過ごしください。

ゴールデンウィーク中も、きょう27日のようにすっきり晴れる日ほど強い紫外線が降り注ぎますので、屋外でのイベントやレジャーはしっかりと日焼け対策をなさってください。

紫外線が強いのはいつ?

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紫外線は、季節や時刻、緯度によっても、量が大きく変わってきます。

①同じ気象条件なら、太陽が頭の上にくるほど、紫外線の量が強まります。日本では、1年のうちで、春から初秋にかけて紫外線が強まり、4月~9月に1年のおよそ70~80%の紫外線が降り注ぎます。最も紫外線が強いのは、6月から8月の夏の時期です。

②1日のうちで一番紫外線が強い時間は、正午頃をはさむ数時間です。夏の午前10時~午後2時には、1日のおよそ70%の紫外線が降り注ぎます。

③また、緯度によっても、紫外線の強さは異なり、北から南へ行くほど(緯度が低くなるほど)紫外線は強くなります。年間の紫外線量は、沖縄と北海道では、2倍程度の違いがみられます。

紫外線の浴びすぎを防ぐには?

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紫外線は、体の中でビタミンDを作るのを助ける役目もありますが、紫外線を浴びすぎるのは、要注意です。紫外線による皮膚への影響を防ぐには、日焼けしてからの手入れでは、対策が遅すぎます。紫外線の浴びすぎを防ぐには、次のような対策がおススメです。

①長袖の衣類や、UVカット効果のある衣類を選びましょう。ただ、暑い時期には、無理をして、熱中症にならないよう、通気性の良い素材などを選ぶことを、心がけてください。

②洋服などで覆うことができない所は、日焼け止めを塗るのも効果的ですが、汗をかくと、日焼け止めが流れてしまいます。日焼け止めは、こまめに塗りなおしましょう。

③紫外線は、眼からも浴びてしまいます。サングラスをかける場合は、眼にフィットした紫外線防止効果のあるサングラスを選ぶと、最大で紫外線を90%もカットすることができます。