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きょう10日(月)は、全国的に晴れて気温が上昇。九州から関東では、ヒノキ花粉の飛散が「非常に多い」予想。外出時・帰宅時ともに、対策をしっかりと。

九州から関東はヒノキ花粉が大量飛散

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きょう10日(月)は、高気圧に覆われて、各地で晴れる見込みです。日中は気温が上がって、4月下旬から5月上旬並みの暖かさになる所が多いでしょう。

九州から関東では、ヒノキ花粉の飛散が「非常に多い」予想です。マスクやメガネなどで万全な対策が必要です。外出時だけでなく、帰宅時にも、家の中に花粉を持ち込まないように気をつけてください。

北陸や東北は、スギ花粉が中心です。晴れて気温が高いため、花粉が飛びやすくなります。「やや多い」や「少ない」予想でも、油断しないで、対策をなさってください。

まだ「非常に多い飛散」の日がありそう

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4月に入って、各地ともスギ花粉の飛散はピークを越えてきました。ただ、ヒノキ花粉のピークは、東海や関東では4月中旬ごろにかけて続くため、もうしばらく対策が必要です。

仙台は14日(金)にかけて、「多い」予想です。東京と大阪は、「多い」予想ですが、15日(土)は雨で飛散が抑えられるでしょう。名古屋は連日のように「非常に多い」飛散となりそうです。福岡は、あす11日(火)は「多い」ですが、その後は「やや多い」飛散となるでしょう。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ
メガネは、できればゴーグルタイプのもの(防御カバー付きメガネ)がおすすめですが、通常のメガネを付けるだけでも、花粉対策になります。メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
マスクを着用すると、花粉を吸いこむ量をおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
上着は、花粉が付着しにくいように、木綿や化繊などで、表面がツルツルした素材の物を選ぶようにしましょう。露出している顔や頭は、つばの広い帽子をかぶると、花粉が付着する量を少なくすることができます。また、髪の長い方は、髪をまとめるだけでも、効果的です。手に付着する花粉を減らすために、手袋をするのも良いでしょう。