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寒冷前線の通過に伴って、西日本や東海には活発な雨雲がかかっています。高知県内では24時間雨量が300ミリを超えた所もあり、4月としては記録的な大雨となっています。この後、帰宅の時間帯には関東周辺にも活発な雨雲がかかる予想です。

高知県内 活発な雨雲が長く居座る

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きょう7日は、寒冷前線が本州付近を通過している影響で、西日本や東海で雨の量が多くなっています。特に高知県内は湿った空気が流れ込み続けて、同じような場所に活発な雨雲がかかり続けています。

午後1時までの24時間雨量は、高知県香美市の繁藤で347.0ミリと4月としては統計開始以来最多に。高知県内では香美市物部や馬路村魚梁瀬でも24時間雨量が200ミリを超えるような大雨となっています。

四国の大雨は今夜にはピークを越える見込みですが、しばらくは土砂災害や河川の増水などに注意が必要です。

帰宅時間は関東や静岡などで雨強まる

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寒冷前線に伴う活発な雨雲は東へ進んでいるため、今夜にかけては静岡県などで大雨となる所があるでしょう。関東でも神奈川西部などでは発達した雨雲がかかり、東京都心周辺でも一時的に雨が強まる見込みです。

帰宅の時間帯は、静岡方面へ向かう鉄道や道路などに影響が出る可能性があります。南風の強い状態も続くため、空の便や海の便が乱れる恐れもあります。気象情報と交通情報をこまめにご確認ください。