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この先の東北地方は晴れる日が少なく、雨の降る日が多い予想。あす8日(土)夜から9日(日)は、山沿いを中心に雪が降り、積雪となる所もある見込み。10日(月)は広く晴れて、北部ではお花見日和。15日(土)から16日(日)は各地で雨が降り、花散らしの雨となる可能性も。

【前半】あす8日(土)夜~9日(日) 山沿いを中心に雪 積雪となる所も

【あす8日(土)】
午前中は太平洋側南部を中心に晴れる所がありますが、午後は天気の急変に注意が必要です。日本海側は雨が降りやすく、太平洋側もにわか雨がありそうです。局地的に雷を伴う恐れがあるため、落雷や突風などに注意してください。

あす8日(土)夜から9日(日)にかけて、東北地方の上空1500メートル付近に氷点下6度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込む予想です。山沿いを中心に雪が降り、積雪となる所があるでしょう。積雪による交通への影響や路面の凍結に注意してください。

【9日(日)】
各地とも天気は回復し、日中は晴れ間が戻るでしょう。雨上がりで西よりの風も強まるため、花粉が大量に飛散する予想です。花粉症の方は、対策を万全になさってください。最高気温は平年並みか低く、寒の戻りとなりそうです。暖かくしてお過ごしください。

【10日(月)】
南から高気圧に覆われて、暖かい空気が流れ込むでしょう。広く晴れて、北部ではお花見日和となりそうです。青空に映える桜を存分に楽しめるでしょう。
なお、朝は放射冷却の影響で、山沿いを中心に冷え込みが強まる見込みです。福島県では、最低気温が氷点下となる所が多く、強い霜のおりる所がありそうです。強い霜による被害や凍害の恐れがありますので、農作物の管理に注意が必要です。

【12日(水)】
低気圧からのびる前線が⽇本付近を通過するでしょう。前線が通過するタイミングで、日本海側を中心に雨脚の強まる所がありそうです。風も強まり、交通に影響が出る可能性があります。

【後半】16日(日)は雨や風が強まる 荒れた天気となる恐れ

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この期間は天気がぐずつき、17日(月)にかけて雨が降りやすいでしょう。

きのう6日(木)に発表された日本気象協会「2023年桜開花予想(臨時報)」によると、桜の名所として有名な青森県弘前市の弘前公園では4月15日(土)に満開となる予想です。

ただ、16日(日)は前線を伴った低気圧が発達しながら北日本に近づくため、雨や風が強まる恐れがあります。花散らしの雨となる可能性がありますので、最新の予報をこまめに確認してください。

路面の凍結 特に注意すべき所は

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雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。