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この先2週間の天気と気温の傾向です。4月4日(火)頃にかけて広く晴れるでしょう。来週後半は低気圧や前線の影響で全国的に雲に覆われ、雨の降る所が多くなりそうです。ヒノキ花粉のピークはまだ続きますので対策を。

1週目(1日~7日)来週後半は雨

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4月3日(月)頃までは本州付近は高気圧に覆われて、おおむね晴れるでしょう。桜が見ごろを迎えている所ではお花見を楽しめそうです。

4日(火)も晴れる所が多いですが、西から前線を伴った低気圧が近づき、九州では雨の降る所があるでしょう。5日(水)は全国的に雲に覆われ、九州や中国、四国で雨が降りそうです。6日(木)から7日(金)にかけては低気圧が日本海を進み、前線が本州付近を通過するでしょう。九州から北海道にかけて雨の降る所が多くなりそうです。前線通過時は雨脚の強まる所もあるでしょう。

最高気温は平年並みか高くなる見込みです。季節先取りの暖かさの日が多いでしょう。

2週目(8日~13日)天気は周期変化

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8日(土)は西から天気が回復に向かい、日中は晴れる所が多いでしょう。関東や東北の太平洋側の雨は朝までとなりそうです。9日(日)から10日(月)頃にかけてはおおむね晴れるでしょう。ただ、天気は短い周期で変わり、11日(火)頃は雲に覆われ、所々で雨が降る見込みです。

最高気温は平年並みの日が多く、春本番の暖かさが続くでしょう。

スギ花粉のピークは越えますが、九州から関東ではヒノキ花粉のピークが4月中旬にかけて続く見込みです。今シーズンの花粉もそろそろ終盤ですが、花粉症の方はもう少し万全な対策をなさってください。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。