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きょう18日(土)、福岡や松山で桜が開花しました。どちらも平年より早い開花です。

きょう18日も桜の開花の便り届く

きょう18日(土)も桜の開花の便りが届いています。

福岡や松山で桜が開花しました。福岡では平年より4日早く、昨年より1日遅く、松山では平年より6日早く、昨年より3日早い開花です。

※15時40分追記:前橋でも桜が開花しました。平年より11日早く、昨年より9日早く、統計開始以来、最も早い開花です。

あす19日以降も開花ラッシュか

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あす19日(日)は広く晴れて、日中は春の暖かさになるでしょう。

20日(月)も晴れる所が多いですが、21日(火)春分の日は九州などで雨が降りだし、22日(水)以降は雨のエリアが広がるでしょう。週後半は広く雨が続きそうです。曇りや雨でも高温傾向で、最高気温・最低気温ともに平年より高い所が多いでしょう。

来週も九州から関東、北陸では桜の開花ラッシュが予想されます。すでに開花となった所では桜が咲き進み、満開となる所もあるでしょう。日本気象協会の桜の開花・満開予想では、東京は23日(木)に満開となる予想です。

今年はこれまでの季節先取りの暖かさの影響で、桜の開花が早くなっています。見頃も例年より早くなる見込みで、お花見の予定は早めがおすすめです。

桜の開花の目安

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桜の開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日です。なお、胴咲き(枝ではなく幹や根から咲く)による開花は、通常の開花とは異なるプロセスによると考えらえることから、5~6輪に含まれません。

観測の対象は多くの地域でソメイヨシノです。ただ、ソメイヨシノが生育できない地域である沖縄県から名瀬にかけてはヒカンザクラ、北海道の一部ではエゾヤマザクラが観測されています。

一般的に、桜は咲き始めてから1週間程度で満開を迎えます。ただし、寒冷な地方ほど開花から満開までの期間は短く、東北北部では開花から満開までは4から5日程度と短くなります。

開花から10日くらいは花がしっかりと付いているため、強い雨や風で散ることは、ほとんどありません。花吹雪になるのは開花してから10日以上たってからです。よほど強い雨が降ったり、強い風が吹いたりしなければ、桜は開花から3週間くらいは楽しめることが多くなります。