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あす18日(土)は太平洋側で雨が降り、寒の戻りになる所も。ただ、その後は高温傾向で、続々と桜開花の便りが届きそう。来週前半は晴れてお花見に良さそう。ヒノキ花粉のピークも始まるので、お花見の際は万全な対策が必要に。

前半(18日~24日) 高温傾向 積雪の多い所では融雪災害に注意

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あす18日(土)は、低気圧や前線の影響で、太平洋側で雨が降るでしょう。大気の状態が非常に不安定となるため、雷や突風を伴って、短い時間に強く降る所もありそうです。
19日(日)~20日(月)は、高気圧に覆われて、広い範囲で晴れる見込みです。ただ、21日(火)は西から前線が近づくため、九州で雨が降り出すでしょう。
22日(水)~24日(金)頃は、低気圧や前線の影響で、九州から東北にかけて、雨の降る所が多くなりそうです。

気温は、あす18日(土)は平年並みか平年より低い所が多く、東北南部や北陸、関東では、寒の戻りとなりそうです。昼間でも暖かい服装でお過ごしください。
19日(日)以降は、気温は平年を上回る日が続く見込みです。特に、22日(水)頃からは、全国的に気温が平年より高くなることが予想され、各地に「高温に関する早期天候情報」が発表されています。積雪の多く残っている所では、雪どけが急速に進みますので、なだれに十分ご注意ください。

続々と桜開花 見頃を迎える所も

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きょう17日(金)に、名古屋と谷で桜(ソメイヨシノ)開花の発表がありました。来週にかけて、気温は平年より高い日が多い見込みで、各地で桜のつぼみが膨らみそうです。平年より早い開花となる所が多いでしょう。来週前半は、晴れて穏やかな陽気となるため、お花見にも良さそうです。

3月下旬には、九州から関東の広い範囲と、北陸の一部で満開となる見込みです。今年は、満開の時期も平年より早い所が多く、関東甲信や北陸、東北地方では、平年より10日以上も早く満開を迎える所もあるでしょう。

後半(25日~30日)高温傾向が続く 桜前線は順調に北上

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25日(土)~26日(日)も広い範囲で雨が降るでしょう。27日(月)は、西から天気が回復する見込みです。28日(火)~30日(木)は晴れ間の出る所が多く、お花見日和になりそうです。

気温は平年並みか平年より高い日が多いでしょう。朝晩も強く冷え込む日は少ない見込みです。晴れる日は日差しが暖かく、過ごしやすいですが、積雪の多い所では、引き続き、雪どけによるなだれに十分ご注意ください。

スギ花粉からヒノキ花粉へ

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西日本では、まもなく、スギ花粉のピークが過ぎつつありますが、今年は飛散量が多いので、ピークが過ぎても油断はできません。
また、ヒノキ花粉が九州から関東ですでに飛び始めていて、3月下旬から4月中旬にかけて、各地でピークが続くでしょう。この先、気温が平年より高い予想で、関東などでは、ヒノキ花粉のピークが例年より早まりそうです。今月末は、スギ花粉とヒノキ花粉のどちらにも注意が必要です。お花見に行かれる際は、花粉対策を万全にしてお出かけください。