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きょう14日(火)は、高気圧に覆われて、大阪市内はよく晴れています。大阪の桜の標本木がある大阪城西の丸庭園の桜のつぼみもほころんできています。

晴れて平年より気温の高い日が多い 金曜日から土曜日にかけては本降りの雨に 週間予報

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あす15日(水)の関西は、高気圧に覆われるため、各地ともおおむね晴れる見込みです。日差しがたっぷりと降り注ぎ、日中は4月中旬から下旬並みの暖かさになる所が多いでしょう。
あさって16日(木)は、高気圧が東に遠ざかり、湿った空気が流れ込む見込みです。このため、きょう・あすと比べると雲が多くなり、北部ではにわか雨の可能性もあります。
17日(金)から18日(土)にかけては、本州付近に前線が停滞するため、広い範囲で雨が降るでしょう。18日(土)は、日中も気温があまり上がらず、冷たい雨となりそうです。
19日(日)は、高気圧に覆われるため、晴れ間が戻り、その後は晴れる日が多い見込みです。気温も徐々に高くなり、桜が咲き始める所もありそうです。

桜の開花日とは

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桜の開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日です。なお、胴咲き(枝ではなく幹や根から咲く)による開花は、通常の開花とは異なるプロセスによると考えらえることから、5~6輪に含まれません。

観測の対象は多くの地域でソメイヨシノです。ただ、ソメイヨシノが生育できない地域である沖縄県から名瀬にかけてはヒカンザクラ、北海道地方の一部ではエゾヤマザクラが観測されています。

一般的に、桜は咲き始めてから1週間程度で満開を迎えます。ただし、寒冷な地方ほど開花から満開までの期間は短く、東北北部では開花から満開までは4から5日程度と短くなります。

開花から10日くらいは花がしっかりと付いているため、強い雨や風で散ることは、ほとんどありません。花吹雪になるのは開花してから10日以上たってからです。よほど強い雨が降ったり、強い風が吹いたりしなければ、桜は開花から3週間くらいは楽しめることが多くなります。さらに、その期間に気温が低いと花は長持ちして、場合によっては1か月くらい楽しめることもあります。