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東海地方は、この先も晴れる日が多く、来週は一段と暖かくなりそうです。スギ花粉の飛散も「非常に多い」日が各地で続くため、万全な対策をしましょう。また、この暖かさに誘われて、桜のつぼみもぐんぐん成長しそうです。

土日の天気

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あす4日(土)は日差しに恵まれて行楽日和となりますが、5日(日)はスッキリせず、天気が崩れる所があるでしょう。

あす4日は、本州付近は緩やかに高気圧に覆われるため、広く晴れる見込みです。上空の気圧の谷の影響で、多少雲がかかる時間はありますが、雨や雪の心配はなさそうです。
一方、5日(日)は、東海沖で風と風がぶつかるため、雲が広がりやすくなる見込みです。晴れ間もありますが、あす4日よりも雲が多く、沿岸部や静岡県を中心に、午後は雨や雪の降る所があるでしょう。大雨の心配はありませんが、外出先によっては折り畳みの傘があると安心です。
最高気温は、土日ともにきょう3日よりも上がり、あす4日は晴れるため、春の暖かさをより感じることができるでしょう。

週間花粉情報

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この先、スギ花粉の飛散量は一番多いランクの「非常に多い」日が、各地で続く見込みです。スギ花粉のピークは、名古屋では3月中旬にかけてです。万全な対策が欠かせませんが、花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫するようにして下さい。

① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

桜の開花・満開はいつ頃?

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暖かくなると気になるのが桜の開花です。3月中旬にかけて寒の戻りはあるものの、気温は平年を上回る日が多そうです。桜のつぼみもぐんぐん成長するでしょう。今年の開花は平年より早く、名古屋の開花は3月19日で、平年より5日、昨年より3日早い予想です。お花見の計画は早めがおすすめです。