メイン画像
メイン画像

21日(火)まで日本海側は大雪に注意・警戒。広く真冬並みの寒さでしょう。いったん寒さは和らぎますが、25日(土)と26日(日)頃はまた真冬並みの寒さになりそうです。3月は春本番の暖かさが続き、スギ花粉がピークになるでしょう。この先2週間の天気と気温の傾向です。

21日(火)まで強い冬型の気圧配置

画像A
画像A

21日(火)にかけて強い冬型の気圧配置が続き、寒気が居座ります。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が本州付近をすっぽりと覆うでしょう。さらに強いマイナス12℃以下の寒気が西日本の日本海側まで流れ込む見込みです。

21日(火)にかけて北海道や本州の日本海側は広く雪が降るでしょう。短時間に雪の降り方が強まり、東北、北陸、長野県を中心に大雪となる恐れがあります。交通機関への影響に注意、警戒が必要です。

最高気温は平年より低く、北海道は広い範囲で、東北も真冬日(最高気温0℃未満)の所があるでしょう。関東から九州も10℃に届かない所が多くなりそうです。北風が強く、体感温度はいっそう低くなるでしょう。暖かくしてお過ごしください。

23日(木)~24日(金)頃は太平洋側も雨

23日(木)は気圧の谷や湿った空気の影響で、九州や関東は所々で雨が降りそうです。
24日(金)は前線上の低気圧が本州の南の海上を進むでしょう。九州から東北にかけて雨が降り、本降りの雨になる所もありそうです。
25日(土)は次第に冬型の気圧配置になり、北海道や東北の日本海側は所々で雪が降るでしょう。

いったん寒さは和らぎますが、25日(土)から26日(日)頃は真冬並みの寒さとなりそうです。最高気温は平年より低い所が多くなるでしょう。この先も日によって寒暖差が大きくなりそうです。体調管理にご注意ください。

春本番の暖かさ スギ花粉がピークに

画像C
画像C

28日(火)以降は本州付近は晴れる日が多い見込みです。ただ、3月2日(木)頃は低気圧の影響で広く雨が降るでしょう。

最高気温は平年より高い日が多く、関東から九州では15℃以上と春本番の暖かさの日が多くなりそうです。

暖かさとともに、スギ花粉が広くピークを迎えるでしょう。今シーズンの花粉飛散予測は、九州では例年並み、四国と中国、近畿、北陸ではやや多くなる予想です。東海と東北では多く、関東甲信では非常に多く飛ぶ見込みで、万全な対策が必要です。

外出時の花粉対策

画像D
画像D

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。