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この先1か月、平均気温は全国的に「平年並みか低い」見込み。来週は北日本を中心に、厳しい寒さとなるでしょう。また、3月に入っても東日本や西日本で体に堪えるような寒さがぶり返す日も。あす10日は各地で雨や雪が降り、凍える寒さとなりますが、この先も激しい寒暖差に注意が必要です。

まだ冬型強まる時期も

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1か月平均の地上気圧(左図)は、バイカル湖付近から日本付近にかけて平年より高いため、高気圧に覆われやすく、低気圧の影響を受けにくい見込みです。
沖縄・奄美では低気圧や前線の影響を受けにくく、降水量は「平年より少ない」でしょう。
また、日本付近の等圧線の間隔は、北日本付近でやや狭く、冬型の気圧配置が強まる時期がある見込みです。日本海側の降雪量は「平年並み」の予想です。まだまとまった雪の降る日もありますので、情報にはご注意ください。

上空約1500mの気温(右図)は、日本の東海上から西日本にかけて平年より低く、北日本を中心に寒気の影響を受ける時期がある見込みです。
東シナ海を中心に平年より高く、沖縄・奄美では寒気の影響を受けにくいでしょう。

3月に厳しい寒さぶり返す日も 激しい寒暖差に注意

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きょう9日(木)に発表された1か月予報によると、1か月の平均気温は、北日本、東日本、西日本で「平年並みか低い」見込みです。沖縄・奄美は「平年並み」でしょう。気温は上がったり下がったりを繰り返しながら、本格的な春に近づきますが、まだまだ急な寒さに注意が必要です。

週別に見ると、1週目(2月11日~17日)は、北日本で「平年並みか低い」、西日本、東日本は「平年並み」、沖縄・奄美は「平年より高い」見込みです。北日本は、来週2月半ば頃は強い冬型の気圧配置となり、寒気の流れ込みが続く見込みです。日本海側ではまとまった雪が降り、寒さが厳しいでしょう。

2週目(2月18日~24日)は、全国的に「平年並み」で、3週目から4週目は、(2月25日~3月10日)は、北日本は「平年並み」、東日本、西日本、沖縄・奄美は「平年並みか低い」見込みです。

徐々に、春の兆しを感じられる日が出てくる一方、3月に入っても東日本や西日本を中心に、寒気の影響を受けやすく、急に寒さがぶり返す日もあるでしょう。

これまで以上に、寒暖差が激しくなりそうです。春物の準備を始めても良さそうですが、暖かい冬物も欠かせません。毎日の予想気温を確認して、服装選びに気を付けてください。