メイン画像
メイン画像

東北は日本海側を中心に帰省やUターンラッシュと大雪・吹雪のタイミングが重なりそうです。国土交通省からも「12月29日及び1月2日頃からは降雪状況により通行止めによる集中除雪を実施する場合がある」と発表があり、交通への影響に十分注意をしてください。冷え込みも厳しくなるため、水道管の凍結やヒートショック対策もお忘れなく。

28日夜 日本海側はふぶき 秋田方面は短時間に積雪増

画像A
画像A

仕事納めの28日、さっそく帰省という方もいるかもしれませんが、日本海側は今夜から次第にふぶき始めます。
特に、日付のかわる頃は、秋田県の男鹿周辺から大館、鹿角周辺で短時間に雪が強まる恐れがあります。
疲れた体での雪道運転はこたえそうです。車間距離と休憩を多くとり、路面状況の急な悪化やホワイトアウトに十分ご注意ください。

荒天は2回 29日頃と2日から Uターンは特に交通影響に注意

画像B
画像B

年末年始に冬型の気圧配置が強まる予想なのが、29日(木)と2日~4日頃にかけてです。
29日(木)は日本海側を中心に断続的に雪が降り、風が強く吹雪くでしょう。秋田・山形県内は午前中に雷を伴ったりヒョウが降る所もある予想です。落雷・突風などにご注意ください。
30日(金)から大みそかは冬型が徐々に緩むため比較的穏やかでしょう。元日は日本海から雪雲や雨雲の帯が東北にかかる予想で、ご来光は太平洋側の一部に限られるかもしれません。
その後、2日(月)からは冬型の気圧配置が強まって、上空の寒気は2泊3日以上留まり、日本海側で雪が長く降る予想です。
同じような場所で雪が続くと除雪が追い付かない可能性があり、国土交通省東北地方整備局からも「12月29日及び1月2日頃からは降雪状況により通行止めによる集中除雪を実施する場合がある」と発表がありました。太平洋側でも風が強まるため、鉄道などへの影響も心配です。交通への影響に十分注意をしてください。

寒さ厳しく 帰省時などは水抜きを ヒートショックも防ごう

画像C
画像C

年末年始は寒さも厳しく、特に2日(月)以降は最低気温が氷点下の地点がほとんど。一般に氷点下4度以下で水道管凍結の恐れがありますが、長期間外出されると水道の水が冷やされ続け、凍結リスクは一段と高まります。水抜きなどをして対策をしておきましょう。
また、入浴時は暖かい浴室と寒い脱衣所の温度差で体調を崩し、時には命に関わる場合もあります。入浴前に熱いシャワーで浴室を暖めたり、脱衣所を暖めるなどして、ヒートショックを防ぎましょう。帰省先のおじいちゃん、おばあちゃんにも、対策を教えてあげてくださいね。