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きょう12日、沖縄本島地方に発達した雨雲がかかっており、雷雲もみられます。特に、本島中南部では竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況になっています。

沖縄本島地方に発達した雨雲や雷雲 強い雨を観測

きょう12日、沖縄付近には湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。
沖縄本島地方には発達した雨雲がかかっており、雷雲もみられます。粟国空港では、11時40分までの1時間に24.5ミリの強い雨を観測しました。

雷雲の周辺では、竜巻などの激しい突風が発生したり、雹(ひょう)が降ったりする恐れがあります。特に、本島中南部では、竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況になっています。発達した積乱雲が近づく兆しがあるときは、直ちに、頑丈な建物の中など、安全な場所に移動してください。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

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外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。