九州　台風一過の青空　朝晩は一気に秋めく

きょう7日、九州は台風一過の青空が広がっています。台風通過後は秋の涼しい空気が流れ込んだため、一気に秋めいています。ただ、週末から再び、蒸し暑さが戻りそうです。

けさの最低気温　内陸部中心に20度下回る

けさ(7日)の九州は、最低気温が内陸部を中心に20度を下回った所が多く、涼しい朝になりました。宮崎県五ヶ瀬町鞍岡16.0度、大分県由布市湯布院16.7度、福岡県八女市17.5度など、肌寒いくらいの所もありました。

きのう6日午前に、台風11号が対馬海峡付近を通過した後、九州には次第に大陸から秋の涼しい空気が流れ込んできたため、一気に秋めいています。

きょう7日、九州は大陸から張り出す高気圧に覆われて、各地で台風一過の青空が広がるでしょう。日中は日差しが強く暑いですが、からりとした暑さになる見込みです。
沿岸海上は北よりの風がやや強く、九州北部の沿岸はうねりが残り、波が高い所がありますのでご注意下さい。

来週は蒸し暑さが戻り、不安定な天気

このからりとした秋晴れは、9日(金)頃までです。
週末から来週は、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなるため、次第に雲が増え、不安定な天気が多くなるでしょう。湿度も高くなり、再び蒸し暑さが戻る見込みです。

台風11号が連れてきた秋の涼しさは一時的です。週末以降は、体感温度がずいぶん変わってきますので、体調管理などに気を付けてお過ごし下さい。