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今日28日(日)、南鳥島近海で台風11号が発生しました。今後も日本の南を北上する見込みです。台風の北上に伴い、本州付近では秋雨前線の活動が活発になるでしょう。31日(水)から9月1日(木)頃にかけて、広い範囲で大雨になるおそれがあります。最新の気象情報にご注意ください。

今日28日午後3時 台風11号発生

今日28日(日)午後3時に南鳥島近海で台風11号が発生しました。
台風は今後も北上し、西日本付近へ近づくおそれがあります。この台風はあまり発達せずに、31日(水)に西日本付近で熱帯低気圧に変わる予想です。ただ、本州付近には秋雨前線が停滞し、熱帯由来の暖かく湿った空気が次々に流れ込むため、前線の活動が活発になることが予想されます。
広い範囲で大雨になるおそれがありますので、今後も最新の気象情報にご注意ください。

31日(水)~1日(木) 広い範囲で大雨のおそれ

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明日29日(月)は高気圧に覆われて、晴れる所が多いでしょう。ただ、晴れの天気は長続きしません。
明後日30日(火)は西から前線が延びてくるため、次第に雨になるでしょう。お出かけの際は雨具が必要です。
31日(水)から1日(木)にかけては、本州付近に前線が停滞するため、広い範囲で雨が降り続くでしょう。また、西日本付近には台風から変わる熱帯低気圧が近づくため、雨雲の元になる暖かく湿った空気が大量に流れ込む見込みです。雨の降る量が多くなるおそれがあります。
今月に入ってから、たびたび大雨になった地域、特に東北や北陸では、少しの雨でも災害が発生するリスクが高くなっています。避難場所や避難経路を今一度、確認しておきましょう。

避難場所や避難経路 確認しておくポイント

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いざ、避難する場合に備えて、あらかじめ避難場所や避難経路を確認しておくことは、とても大切です。その際、ポイントが3つあります。

①市町村が作成しているハザードマップや、地域防災計画を見て「自分の住む地域は、どのような災害のリスクがあるのか」「災害が発生した時の避難場所はどこか」「安全な避難経路はどこか」確認しておきましょう。その際、氾濫の恐れがある河川や、土砂災害の恐れがある所も確認しておくと、避難経路を決める時に役立ちます。また、自宅だけでなく、学校や職場など、よく立ち入る場所はどのような危険があるかも、家族で一緒に確認しておきましょう。
②浸水(冠水)した場合は、避難経路が限られてしまいます。事前に、複数の避難経路を確認しておきましょう。
③夜間は、昼間よりも、周囲の状況を把握しにくくなります。夜間の避難に備えて、建物など目印を決めて、避難経路を覚えておきましょう。

もしもの時に備えて、避難場所への避難経路を実際に歩いて、確認しておくのもおススメです。