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きょう13日朝、東北では、宮城県を中心に雨雲が発達。日中も、東北南部は大気の不安定な状態が続き、激しい雨の降る所もあるでしょう。土砂災害に警戒が必要です。

東北南部 日中も所々で雨や雷雨 激しい雨も

きょう13日の朝、東北地方では宮城県を中心に活発な雨雲がかかっており、石巻市で1時間22.5ミリ(8時42分まで)と、どしゃ降りの雨になっている所があります。また、仙台市で、8時50分までの24時間に107.0ミリの雨を観測するなど雨の量が多くなっており、地盤の緩んでいる所があります。
日中も、東北南部では大気の不安定な状態が続くでしょう。雨が降ったりやんだりで、局地的に激しく降り、土砂災害の危険度がさらに増すおそれもあります。また、落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。

予想される雨の量

あす14日午前6時までに予想される24時間降水量は、多い所で
東北日本海側南部:80ミリ
東北太平洋側南部:100ミリ です。

この量の雨が、数時間のうちに集中的に降るおそれもあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

土砂災害の前触れは

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大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。