メイン画像
メイン画像

きょう12日(火)は、大気の状態が非常に不安定になっていて、関東甲信を中心に記録的な大雨となっています。埼玉県では相次いで「記録的短時間大雨情報」が発表され、災害の危険が高まっています。土砂災害や低い土地への浸水などに厳重に警戒して下さい。少しでも身の安全を守る行動をとって下さい。

埼玉県で土砂災害の危険高まる

画像A
画像A

きょう12日(火)は、大気の状態が非常に不安定になっていて、20時00分現在、関東甲信を中心に大雨となっています。特に埼玉県周辺で発達した雨雲が発生しています。埼玉県鳩山町付近で17時50分までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表され、東松山市付近、嵐山町付近、越生町付近、毛呂山町付近、坂戸市付近でも相次いで「記録的短時間大雨情報」が発表されています。アメダスによる観測でも鳩山町では19時20分までの3時間降水量が209.0ミリと観測史上1位を更新しました。平年7月1か月分(179.3ミリ)の雨量を超える雨がわずか3時間で降ったことになります。

交通機関にも影響が出ていて、土砂災害や低い土地への浸水の危険性が高まっています。少なくとも今夜遅くかけて、大雨が続く恐れがありますので、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。災害の危険が高まっています。今夜は少しでも安全な場所で過ごすようにしてください。

街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは

画像B
画像B

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。

①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。