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北海道付近は、低気圧の接近に伴い明日(16日)にかけて雨が降るでしょう。明日は大気の状態が不安定となり、一時降り方の強まる恐れもあります。今日昼頃には、雨の前兆ともいわれる日暈(ひがさ)が見られました。

日暈とは

太陽を中心とした光の輪で、「ハロ」とも呼ばれています。「太陽や月に光の輪がかかると雨」というのは昔からよく言われていますが、これには理由があります。
西から低気圧が近づいたときは、はじめ上空の高い所に雲が現れやすくなります。この光が上空の薄い雲の中にある氷の粒に反射・屈折して起こる現象のことを
「日暈」というのです。
低気圧による雨が降る半日~1日半くらい前には日暈が出ることがあります。雨予報が出たときなどは、空を見上げてみるのもいいかもしれません。

今夜の天気

広く雲に覆われ、夜のはじめ頃には道南方面の広い範囲で雨となるでしょう。その後、夜遅くには札幌も含めた道央や道東などでも雨となる見込みです。
これらの地域にお住まいの方で、帰りが21時以降になる方は雨具があると安心です。雨の降らない地域でも霧がかかりやすくなるため、交通関係は見通しの悪さに注意が必要です。

明日(16日)の天気

北海道付近には日本海から低気圧が近づき、大気の状態は不安定となるでしょう。オホーツク海側などで多少晴れ間がある他は全道的に雲に覆われ、雨の降る所が多くなります。
南西部や東部は午前を中心に雨で、午後は曇り空で経過する所が多いでしょう。北部は日中を中心に雨が降る見込みです。雨の急な強まりや突風、落雷など天気の急な変化に注意が必要な一日となります。
一旦雨がやんでも再び雨模様に変わる可能性があります。外出には雨具の準備をお忘れなく。

明後日(17日)以降の天気

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低気圧は北海道付近から離れる見込みです。そのため道内は道央や道東を中心に晴れ間の出る所が多くなります。天気は一旦回復となりますが、
18日土曜日から19日日曜日には、雨が降る見込みです。