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21日木曜午後、函館で桜が開花しました。平年より7日早く、昨年より1日遅い開花です。北の大地でも、いつもの年より早く、桜の季節を迎えました。

函館で桜が開花

21日木曜の北海道は、暖かい空気が流れ込み、さらに、たっぷりの日差しが降り注いだことで、気温がグングン上がりました。最高気温は、今年最も高くなった所が多く、22.4℃まで上がった函館から、桜開花の便りが届きました。平年より7日早く、昨年より1日遅い開花です。1953年の統計開始以来、2015年に並んで、3番目に早い開花でした。

北海道では、21日木曜の午前中に、松前町が独自観測している桜が開花を迎え、一足早く桜前線が津軽海峡を渡りましたが、北海道内の気象台で観測している桜の標本木では、函館がトップの開花となりました。

今年の桜の開花は、これまで平年より早い所が多くなりましたが、北の大地でも、いつもの年よりも早く、桜の季節を迎えました。

※気象庁が観測している基準では、桜の開花とは、標本木で、5~6輪以上の花が咲いた状態になった最初の日のことです。

桜前線 北海道でも いつもより早く北上

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桜前線は、北海道でも、平年より早く北上するでしょう。

日本気象協会の「2022年 桜開花予想」によりますと、各地の開花は、札幌では23日土曜、帯広は24日日曜、旭川は25日月曜、室蘭は26日火曜、留萌は27日水曜となっています。北海道では、今年は、ゴールデンウィークの前に、桜の開花を迎える所が多い見込みです。

北海道では、この先1週間の平均気温は、平年より高い予想ですが、朝晩は、まだ冷える所が多いでしょう。夜桜見物は、暖かい服装を心掛けてください。