週末　名古屋・京都で今年初の「夏日」予想　北陸や東北南部は桜が見ごろに

週末は全国的に暖かい空気に覆われて気温が上がる見込みです。特に日曜日(10日)は最高気温が名古屋で25度、京都で26度などと予想され、東日本や西日本の内陸を中心に、初夏を思わせる陽気となりそうです。

週末　全国的に気温上昇　初夏の陽気の所も

あす(8日)は、日中は全国的に晴れる見込みです。東日本や西日本では最高気温が20度を上回る所が多く、4月中旬から5月上旬ごろの陽気となりそうです。

あさって土曜日(9日)には、上空約1500メートルで10度以上の暖かい空気が、東日本や西日本まで覆うようになるため、各地でさらに気温が上がる予想です。最高気温は、東京と大阪は22度、名古屋と福岡は23度の予想です。札幌も17度と、5月中旬並みの暖かさとなるでしょう。

また、日曜日(10日)には、最高気温が名古屋、宇都宮、奈良などで25度、京都は26度の予想で、東日本や西日本では内陸を中心に、今年初めての「夏日」となる所がありそうです。

月曜日以降も、水曜日ごろにかけて、全国的に平年より大幅に高い気温の日が続きそうです。

桜前線は東北に　北陸では見ごろ迎える

桜は、今週月曜日(4日)に福島で開花の発表があり、桜前線は東北南部まで達しています。今週末には、仙台や山形でも開花となる予想です。また、北陸ではおととい(5日)に金沢、きのう(6日)福井と富山で満開の発表があり、見ごろを迎えている所が多くなっています。今週末は、東北も北陸も、天候にも恵まれるため、満開の桜を楽しむのに絶好のチャンスとなりそうです。なお、お花見を楽しむ場合には、マスクを着用する、大声を出さないなどの感染症防止対策をお願いします。

服装選びのポイントは

最高気温が20度くらいというのは、日中日差しの下では、長袖のシャツ一枚で過ごすことができるくらいの気温です。また、25度くらいになると、半袖のシャツでも良いくらいでしょう。この先暖かい日が続きますが、気温が下がる夕方以降はジャケットなどの上着や、薄手のコートなどが必要です。新年度、新生活で生活のリズムが変わった方もいらっしゃると思いますが、気温変化で体調を崩さないようにお気をつけてお過ごしください。また、tenki.jpでは「服装指数」を発表しています。日々の服装選びの参考になさってください。