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24日(木)も寒気が居座り、厳しい寒さが続くでしょう。一転して、今週末から暖かな空気が流れ込み、春の暖かさに。気温の上昇とともに、九州から関東は本格的な花粉シーズンが到来するでしょう。

厳しい寒さ 一転 春の暖かさ

日本列島に寒気が居座り、日本海側は雪が降り、太平洋側も厳しい寒さが続いています。

24日(木)頃までは寒気が居座るでしょう。最高気温は平年より低い所が多くなりそうです。北海道は0℃ほど、東北や北陸は5℃に届かず、厳しい寒さが続くでしょう。関東から九州は10℃に届かず、震えるような寒さが続きそうです。

一転、今週末からは暖かな空気が流れ込みます。最高気温は平年並みか高くなりそうです。北海道はプラスの気温、東北や北陸は10℃くらいまで上がる日が多くなるでしょう。関東から九州では15℃以上の日もあり、春の暖かさに。春ものの上着を用意しておくと良さそうです。

花粉飛散が本格化

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春の暖かさとともに、本格的な花粉シーズンが到来するでしょう。

九州は25日(金)から、四国は26日(土)から、花粉が「多く」飛ぶ予想です。中国地方は25日(金)から、関東も26日(土)から、「やや多い」飛散となり、本格的な花粉シーズンが到来するでしょう。花粉症の方は、しっかりと対策をなさってください。

近畿や東海、北陸は、まだ「少ない」予想ですが、わずかながらも花粉は飛んでいますので、敏感な方は対策をなさってください。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① マスク

新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

② メガネ

メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

③ 一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。