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17日から21日頃にかけて、寒波襲来となり、北海道から中国地方の日本海側を中心に雪が降る日が続く見込みです。特に雪の降り方が強まるのは、18日頃と20日頃です。大雪やふぶきにより交通に影響が出る可能性があります。太平洋側も積雪や路面の凍結にご注意ください。

冬型の気圧配置は21日頃まで続く 特に雪が強まるのは18日頃と20日頃

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17日は、日本付近は冬型の気圧配置になるでしょう。次第に強い寒気が流れ込む見込みです。17日は、北海道、東北の日本海側、北陸を中心に雪が降り、夜には近畿や中国地方の日本海側も雪が降るでしょう。

18日朝には、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が、本州の南まで流れ込む見込みです。平地で降水があると雪になる目安の寒気です。雪雲を発達させるのは、さらに上空の寒気です。18日は上空5500メートル付近でマイナス36℃以下の寒気が、東北付近まで流れ込むでしょう。平地で大雪の目安の寒気です。北海道から中国地方の日本海側を中心に雪が降り続き、降り方が強まることがあるでしょう。特に夜は、東北の日本海側や北陸付近で、平地でも一気に積雪が増える可能性があります。季節風が吹き、ふぶくこともあるでしょう。雪雲は東北や近畿などで、太平洋側にも流れ込む見込みです。九州でも山沿いで雪が降ることがあるでしょう。北海道や東北北部付近では19日にかけて、平地に発達した雪雲がかかることも考えられます。冬型の気圧配置は21日頃まで続く見込みです。次に強い寒気が流れ込むのは20日頃です。上空5500メートル付近でマイナス36℃以下の寒気が北陸付近まで流れ込むでしょう。冬型の気圧配置は強まり、全国的に北風が強く吹く見込みです。北海道から中国地方にかけて、日本海から次々に雪雲が流れ込むでしょう。雪雲は東北や近畿などで、再び太平洋側にも流れ込む見込みです。日本海側を中心に降雪量が多くなる可能性があります。特に北海道や東北の日本海側では、平地でも雪が強まることがあるでしょう。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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18日頃と20日頃を中心に、北海道から中国地方の日本海側を中心に、大雪やふぶきにより、交通に影響が出る可能性があります。平地でも積雪が急増し、立ち往生のリスクが高まることがあるでしょう。太平洋側も積雪や路面の凍結に注意が必要です。

雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。

① 防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの

暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。

② 飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯

長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。

③ ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン

バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。

④ 軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ

除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。