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この先は太平洋側を中心に晴れて、14日(火)頃にピークを迎える「ふたご座流星群」を見るチャンス。一方、日本海側は12(日)から雪や雨が降りやすく、13日(月)頃は北海道や東北で大荒れの天気となる恐れもあります。

太平洋側を中心に晴れる日多い

10日(金)までは本州付近は高気圧に覆われて、全国的に晴れるでしょう。

11日(土)は北海道や本州の日本海側では雲が多く、雨や雪の降る所がありそうです。

12日(日)から14日(火)にかけては寒気の影響で、北海道は雪が降り、本州の日本海側も雨や雪が降るでしょう。特に、13日(月)頃は北海道や東北では風も強まり、大荒れの天気となる恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。一方、太平洋側ではおおむね晴れて、見ごろを迎える「ふたご座流星群」を見られるチャンスがあります。

15日(水)は日本海側の雪や雨も弱まるでしょう。

ふたご座流星群が14日(火)頃ピークに

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「ふたご座流星群」は14日(火)16時頃に極大を迎えます。この時間は日没前ですので、13日(月)の夜から14日(火)の明け方にかけてと、14日(火)の夜から15日(水)の明け方が見ごろとなります。空の暗い場所で、観察した場合は1時間あたり40個前後見られる予想です。

数は減るものの14日(火)の前後数日間は見ることができますので、晴れる日には是非、夜空を見上げてみてください。夜は冷え込みが強まりますので、しっかりと寒さ対策をして観察してください。

流れ星を見つけるには

流れ星を見つけやすくするには、以下の4つのポイントがあります。

①できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて暗い流れ星が見づらくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。

②できるだけ空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。

③空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。放射点の方向にはこだわる必要はありません。流星群は、放射点(流星の軌跡を逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。

④ただし、月のある方向を正面にして観察するのは避けたほうがよいでしょう。月明りに邪魔されて、暗い流れ星が見えなくなってしまいます。