メイン画像
メイン画像

18日木曜日の未明は、しし座流星群が極大を迎えます。さらに、翌19日金曜日の夕方から夜には部分月食が起こります。気になる天気は?

しし座流星群と部分月食

画像A
画像A

今週木曜日の深夜2時頃、しし座流星群が見頃の極大を迎えます。

ただ今回、流星の見頃を迎える時間帯は、満月に近い月明かりの影響が大きくなります。

流星観測には条件が良いとは言えませんが、1時間に数個の流星が期待できます。

ほぼ「皆既月食」

金曜日は夕方から夜の初めころにかけて、全国的に部分月食を見ることができます。

東京の月の出は午後4時29分。当日は満月ですが、すでに月が少し欠けながら、東の空に昇っていきます。一方、東北北部や北海道では、月食の全過程を見ることができます。

部分食の最大は、東京で午後6時2分です。今回の部分月食は月が深く欠けるため、ほぼ皆既月食ような天体ショーになりそうです。

部分月食は広くチャンスあり

画像C
画像C

木曜日は気圧の谷が通過する影響で、東京などで雲の多くなる所がありますが、雲の切れ間からチャンスがありそうです。

金曜日は、西日本から東日本は高気圧に覆われ、広い範囲で部分月食を見ることができる見込みです。一方、北日本は前線や低気圧が通過するため、北海道を中心に、あいにくの天気となりそうです。

夜間は全国的に冷え込み、特に未明は東京などでも気温が一桁となるかもしれません。観測される際は、防寒対策を十分に行ったほうがよさそうです。