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台風16号の予想進路から離れている中国地方ですが、安心はできません。それは、台風の接近に伴い「風が強まる」こと、また「不安定な空模様」が続き、雨具が手放せないことです。今週金曜日頃までは、すっきりしない天気が続く見込みです。ただ、その後は天気が回復し、週末には秋晴れが期待できそうです。

中国地方 台風から離れていても北風強まる

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台風16号は27日9時現在、「非常に強い」勢力で日本の南の海上をゆっくり北上しています。

このあと、勢力をさらに強める見込みで、一番強いレベル「猛烈な」勢力となり、30日(木)には進路を北東に変えて、1日(金)頃には勢力をやや弱めるものの、それでも「非常に強い」勢力で本州付近に接近するでしょう。

中国地方に台風直接の影響はないものの、台風が接近する1日(金)頃は北寄りの風が強まる見込みです。

台風から離れていますが、強風に備えて、家の周りの飛ばされそうな物を固定しておくなどしておいてください。また、山陰沖では強風による高波や高潮にも注意が必要です。

1日(金)にかけて晴れたりくもったり にわか雨あり

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週間天気を見ると、中国地方は1日(金)頃にかけて、晴れたりくもったり、雨が降ったりの天気が続く予想です。このため、外出の際は折りたたみ傘があると良さそうです。

期間のはじめは、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降る所があるでしょう。

期間の中頃になると、台風周辺の湿った空気が北から中国地方に流れ込み、山陰や岡山で雨が降りやすくなる見込みです。

また、北寄りの風が強まるでしょう。

ただ、期間の後半の週末には高気圧に覆われるため、天気は回復し、晴れの天気が期待できそうです。

気温は、台風の影響を受ける1日(金)頃までは、最高気温、最低気温ともに平年並みか平年より高めとなりそうです。朝晩はしのぎやすいですが、日中は30度近くまで気温が上がる日もあり、残暑が厳しいでしょう。

週末になると、朝晩は山陽の内陸部で肌寒くなりそうです。ただ、日中の最高気温は山陽で30度近くになるなど、残暑が厳しいでしょう。

朝晩と昼間の気温差が大きくなるため、気温差で体調を崩さないよう、お気をつけください。