メイン画像
メイン画像

関東地方は、28日午後は、急に雷が鳴り、雨が降る所があるでしょう。北部では、局地的に激しい雨が降り、大雨になる恐れもあります。

関東 午後は空模様の変化に注意

関東地方は、28日午後は、大気の状態が不安定になる見込みです。所々で雨雲がわくでしょう。雷雲にまで発達することもある見込みです。特に、北部では激しい雨が降る所があり、茨城県では、雨雲が予想より発達した場合は、警報級の大雨になる可能性があります。

茨城県で、28日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、北部、南部30ミリ、28日6時から29日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で北部、南部60ミリです。

雷雲の周辺では、竜巻などの突風が発生したり、雹(ひょう)が降ったりすることもあります。

発雷確率とは、カミナリがどれだけ発生しやすいかを示したものです。オレンジから赤、紫と色ごとに確率が高くなります。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

画像B
画像B

外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「昼間では真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた落雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで「雨雲レーダー」をチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。

雷が近づいたら 家の中でやるべきこと

画像C
画像C

雷雲が近づいた場合、家の中にいても、身を守るためにやっていただきたいことが2つあります。

1つめは、窓から離れて、家の中央に避難することです。雷が鳴る時には、突風が吹くこともあり、突風によって窓ガラスが割れる恐れがあります。雷が鳴っているかどうか、外の様子が気になるかもしれませんが、窓やカーテンはしっかり閉めて、窓から離れましょう。特に、大きなガラス窓の下や周囲は、大変危険ですので、絶対に近づかないでください。

2つめは、雷が近づいたら、家電製品のコンセントを抜くことです。雷が落ちると、パソコンなどが故障する場合がありますが、それを防ぐのは簡単です。コンセントを抜くだけで、雷から家電製品を防護できます。

雷の音が聞こえなくなっても、20分くらいは、むやみに外に出ないでください。