きょうの27日(金)の関東甲信地方は、太平洋高気圧に覆われて晴れる所が多いが、大気の状態が不安定。急な強い雨や落雷に注意を。日中の最高気温は、東京都心など34℃前後で、35℃以上の猛暑日予想も。関東甲信1都4県には熱中症警戒アラート発表。きわめて危険な暑さ。
きょう27日の天気 晴れて強い日ざし 急な強い雨や落雷も
きょう27日(金)の関東甲信は、南海上の高気圧に覆われて、夏空が広がるでしょう。
南部を中心に晴れて強い日ざしが照りつけますが、高気圧からの南風に乗って湿った空気が流れ込むため、湿気の多い不快な一日になる見込みです。
予想最小湿度は、東京で66%のほか、55%から65%の所が多く、この湿気の多さと気温の上昇で、日中は大気の状態が次第に不安定になる見込みです。
このため、北関東各地や秩父地域と山梨県内のほか、23区を含む東京都内で、昼頃から夜にかけて局地的に急な強い雨が降り、カミナリを伴うことや道路が川のようになってしまうほどになることがあるでしょう。急な強い雨や落雷になど天気の変化に、ご注意ください。
カミナリが近づくときは、「昼間なのに急に暗くなる」「急に涼しい風が吹き始める」「ゴロゴロという音が聞こえてきた」などのサインがあります。このようなサインを感じたら、早めに頑丈な建物などに避難しましょう。
強い日ざしに ご注意
関東甲信の紫外線指数は、ランクの中では最も高い「きわめて強い」地域が、ほとんどです。
外出される際は、UV効果の高い日焼け止めクリームを選び、汗をかいたらこまめに塗りなおすとよいでしょう。
日傘や帽子を用いて強い日ざしを少しでも遮り、サングラスをかけて眼も守りましょう。
きょう27日の予想最高気温 軽く30℃超え 熱中症に厳重な警戒を
きょうの関東甲信の予想最高気温は、33℃から35℃で各地厳しい残暑です。
周囲の方から2メートル以上の距離を確認しながら意識してマスクを外し、水分補給を心がけましょう。マスクをしていると喉の渇きを感じにくいためです。
時間を決めて休息タイムを設けることも大事なポイントです。
きょう27日は、東京都・神奈川県・千葉県・群馬県と山梨県など関東甲信の1都4県に熱中症警戒アラートが発表中です。これらの各地では、特に熱中症の危険性がきわめて高い気象状況になることが予測されます。外出はなるべく避け、室内をエアコンなどで涼しい環境にして過ごしてください。発表されていない地域でも、熱中症の危険度が高くなるため、厳重な警戒を要する気象条件です。
小島よしお
しいたけ.
ジェーン・スー
