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台風から変わった低気圧や前線の影響で、東北や九州北部では、たった半日で100ミリ以上の大雨に。土砂災害に警戒が必要です。関東など太平洋側も急な雨や雷雨に注意して下さい。

半日で100ミリ超え

台風から変わった低気圧や前線の影響で、秋田など東北や長崎など九州北部では、たった半日で100ミリ以上の大雨となりました。25日正午までの12時間雨量は、長崎県松浦市120.0ミリ、秋田県藤里町110.5ミリと、藤里町では平年8月ひと月分の4割以上の雨が、この12時間でザっと降りました。午後は、東北南部を中心に再び大雨となる所がある見込みです。夕方にかけて、土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風に注意してください。

これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。

また佐賀県では、土砂災害警戒情報(レベル4相当)が発表されています(25日正午現在)。午後は次第に雨は弱まりますが、11日から前線停滞による大雨で、嬉野市などでは総雨量1300ミリを超え、年間雨量の6割がこの2週間で降っています。引き続き、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

太平洋側 天気急変に注意

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関東など太平洋側の地方は、日の差している所もありますが大気の状態は不安定です。山沿いを中心に急な雨や雷雨に注意が必要です。

ゴロゴロと雷鳴が聞こえる、急に冷たい風が吹く、日中であれば黒い雲が見える時は雷雲が近づいているサインです。頑丈な建物に避難しましょう。また、山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水することがあるため注意が必要です。