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きょう31日(土)も全国的に危険な暑さに。所々で最高気温が35℃以上の猛暑日になるでしょう。万全な熱中症対策が必要です。

広く酷暑続く

今年の真夏は北海道で記録的な暑さが続いているのが特徴です。

きょう31日(土)も北から南まで全国的に厳しい暑さでしょう。

北海道や東北は強い日差しが照り付けて、最高気温は広く30℃以上となりそうです。旭川など内陸部では所々で35℃以上の猛暑日になるでしょう。旭川は19日連続で30℃以上となりそうです。

関東や東海は雲は多めながらも晴れ間が出る見込みです。最高気温は東京都心は33℃と体にこたえる蒸し暑さとなるでしょう。日中の気温上昇と上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定になります。午後は所々で雨雲や雷雲が発達し、非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。ザッと雨が降った後は多少暑さが和らぐこともありそうです。ただ、湿度は高く、ムシムシするでしょう。

北陸、近畿から九州はギラギラと強い日差しが照り付ける見込みです。日中は気温がグングン上がり、最高気温は大阪など所々で35℃くらいまで上がるでしょう。厳しい暑さに加え、午後は急な激しい雨や雷雨にも注意が必要です。

沖縄も大体晴れて、蒸し暑さが続くでしょう。

各地の熱中症情報

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きょう31日(土)の熱中症情報をみますと、北海道から沖縄にかけて広く「危険」または「厳重警戒」となっています。真夏でも気温の上がりにくい釧路でも、きょう31日(土)は「警戒」となっています。

暑さに慣れない地域も含めて、全国的に熱中症対策を万全になさってください。

衰えぬ暑さ

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この暑さは向こう1週間にかけても続く予想です。最高気温は全国的に30℃以上の日が多く、所々で猛暑日となるでしょう。暑さ対策の欠かせない日が続きそうです。

新しい生活様式による熱中症予防

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新型コロナウイルス感染拡大防止を心がけながら、新しい生活様式の中で、熱中症を予防するポイントは5つあります。

①適宜、マスクをはずしましょう。屋外で、周りの方と、2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとってください。その際、ウイルス感染対策は、忘れずに行いましょう。一方、マスクを着用している時は、激しい運動は避け、気温や湿度が高い時は、特に熱中症に注意が必要です。

②できるだけ、暑さを避けましょう。なるべく涼しい服装を選び、日傘や帽子を利用してください。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所や日陰へ移動しましょう。

③喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

④エアコン使用中も、換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

⑤日頃から暑さに備えた体づくりと、健康管理を行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体温測定や健康チェックを習慣にしてください。もし、体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。

高齢者や子ども、障がいのある方々は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分注意してください。