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活動が活発な梅雨前線の影響で、関東甲信や東海を中心に記録的な大雨となっている所があります。神奈川県箱根町では3日午前10時までの72時間雨量が783.5ミリに達し、平年の7月ひと月の雨量の約1.8倍の雨が降りました。

関東や東海を中心に記録的な大雨

活動が活発な梅雨前線の影響で、関東甲信や東海を中心に発達した雨雲がかかり続けて、記録的な大雨となっている所があります。

3日午前10時までの72時間雨量は神奈川県箱根町で783.5ミリに達し、平年の7月ひと月の雨量の約1.8倍の雨が降りました。静岡県御殿場市では553.0ミリと7月の1位の値を更新しています。また、静岡県森町三倉では527.5ミリ、富士市では507.0ミリと観測史上1位の雨量となっています。

土砂災害に警戒を

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3日午前10時半現在、千葉県や神奈川県、山梨県、静岡県では所々に「土砂災害警戒情報」が発表されています。

降り続く大雨のため、警戒対象地域では土砂災害の危険度が高まっています。避難が必要となる危険な状態【警戒レベル4相当情報[土砂災害]】となっているため、崖の近くなど土砂災害の発生しやすい地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難指示等の情報に注意してください。

午後は関東甲信や東海の雨は次第に弱まりますが、土砂災害は、雨が弱まったり、止んだりした後でも、発生する場合があります。土砂災害の前兆は、斜面のひび割れ、異様な音・におい、湧き水が止まる、濁った水が噴き出すなどです。このような前兆を見つけた時には、絶対に、斜面に近づかないでください。

また、河川の増水・氾濫も大雨のピークが過ぎた後に発生する場合があります。雨が弱まっても川には絶対に近づかないでください。