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関東甲信地方は、すでに局地的に雨雲が発達しています。午後のポイントは天気の急変に注意ということです。「バケツをひっくり返したような雨」や「滝のような雨」の降るおそれがありますので、十分お気をつけください。

「バケツをひっくり返したような雨」や「滝のような雨」のおそれ

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24日木曜の関東甲信地方は、上空に寒気が流れ込み、地上付近との「気温差」が大きくなっているため、大気の状態が非常に不安定になっています。雨雲レーダーをみますと、すでに、山沿いだけでなく、平野部でも、あちらこちらに雨雲が発生しています。

大気の非常に不安定な状態は、今夜遅くにかけて、続くでしょう。雷を伴った「激しい雨」や、局地的に「非常に激しい雨」が降り、大雨となる所がありそうです。

「激しい雨」とは「バケツをひっくり返したように降る雨」で、道路が川のようになるほどです。また「非常に激しい雨」とは「滝のように降る雨」で、車の運転は危険なレベルです。

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に、注意・警戒が必要です。また、落雷、竜巻などの激しい突風に、ご注意ください。

街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。

①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。

②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。

③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。