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きょう10日(月)も福岡や鹿児島で黄砂が観測されました。福岡は3日連続、鹿児島は2日連続の観測です。

福岡や鹿児島で黄砂を観測

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8日(土)から9日(日)にかけては北海道から九州にかけて広く黄砂が飛来しました。

きょう10日(月)は広範囲への飛来は収まりましたが、九州には黄砂が飛来しています。福岡で13時30分に、鹿児島で13時35分に黄砂を観測しました。福岡では視程は10キロメートル以上、鹿児島では8キロメートルとなっています。(※視程とは、水平方向で見通しの効く距離です。)福岡では3日連続、鹿児島は2日連続の観測です。

外出はマスクに加えて、メガネを着用するなど対策をすると安心です。車に黄砂が付着してしまった場合は、タオルやぞうきんで拭くと細かなキズをつけてしまうことがあります。高圧洗浄などの水洗いが効果的とされています。

あす11日(火)の明け方まで、四国の一部でも黄砂が飛来する可能性がありますが、日中は各地とも黄砂の飛来はない見込みです。

黄砂とは

黄砂現象とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から、強風により大気中に舞い上がった砂や塵が浮遊しつつ降下する現象です。黄砂は砂漠域で強風が発生すること、地表面が砂や塵を巻き上げる状態であることが重なると発生しやすいとされています。日本にまで届くような黄砂は、低気圧の南側の強風域で巻き上げられることが多く、日本では春に観測されることが多くなっています。