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冬型の気圧配置が強まり、東北や北海道を中心に風が強まって、最大瞬間風速20メートルを超える強い風が吹いている所があります。北日本の日本海側や北陸では、雪を伴うため、ホワイトアウトなどの視界不良による交通障害にも注意が必要です。

北日本など20メートルを超える強風も

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今日8日(月)は、一時的に日本の上空に寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まっています。気圧の傾きが大きくなっているため、北日本を中心に全国的に風が強まっています。

昼すぎに観測された各地の最大瞬間風速は、山形県酒田市の飛島で29.9メートル、青森県八戸市で24.3メートル、北海道えりも岬で23.8メートル、山形県酒田市で22.8メートルなどと、風に向かって歩けないほどの強い風が吹いています。

さらに、北日本や北陸の日本海側を中心に雪雲が流れ込んで断続的に雪が降っているため、この強い風によりふぶいて、視界が悪くなっている所もあります。また、次々と流れ込む雪雲によって、北海道から北陸にかけて、雪の降り方がやや強まっている所もあります。午後1時までの6時間に降った各地の雪の量は、北海道美唄市で15センチ、新潟県長岡市で13センチ、山形県長井市で10センチなどとなっています。

9日にかけて大雪や強風に注意

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この後夜にかけて、日本海側を中心に雪が降る見込みです。特に北海道から北陸の日本海側の地域では、9日にかけて雪が降り続いて、風の強い状態も続くででしょう。猛吹雪や吹き溜まりによって視界が悪くなり、ホワイトアウト状態になるおそれもあります。交通障害に十分注意してください。また、なだれや着雪にもご注意ください。