メイン画像
メイン画像

きょう18日、日本海側は大気の状態が不安定になっており、カミナリ雲が発生しています。あす19日朝にかけて、日本海側を中心に、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。

日本海側 雲が発達しやすく落雷も

画像A
画像A

18日、上空に強い寒気を伴った気圧の谷が、西から日本列島に近づいています。本州の日本海側では、大気の状態が不安定になっています。このため、雲が発達しやすく、カミナリ雲も発生しています。

一番上の図は、落雷と雲放電の実況です。カミナリは、大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、放電する現象です。放電する際に発生する音が雷鳴で、光が電光です。雲と地上の間で発生する放電を対地放電、つまり落雷といい、雲の中や雲と雲の間などで発生する放電を雲放電といいます。

日本海側 あす19日朝にかけて落雷や竜巻などに注意

画像B
画像B

上空の寒気を伴った気圧の谷は、あす19日朝にかけて日本列島を通過する見込みです。日本海側は大気の不安定な状態が続くでしょう。特に北陸付近では非常に不安定になります。

あす19日朝にかけても、北海道から中国地方の日本海側を中心に、雪や雨が降るでしょう。カミナリを伴って、降り方が強まることもある見込みです。カミナリ雲の下では、竜巻などの激しい突風が発生したり、雹(ひょう)が降ったりすることがあります。雷鳴が聞こえるなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある時は、建物の中など安全な場所に移動して下さい。