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この先は寒暖差の大きい1週間に。5日(木)の朝は西日本を中心に、この秋一番の冷え込みの所が多くなりそう。週末から再び寒気が南下して北海道は雪に。

あす 列島に冷たい空気

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あす4日(水)は列島に寒気が流れ込みます。北海道の上空1500メートル付近にはマイナス6度以下(上の図で水色のエリア)、11月中旬から下旬頃に流れ込むような冷たい空気が流れ込むでしょう。平野部でも雪になる目安の気温で、あすの朝にかけては北海道の市街地でも、今シーズン初めての積雪となる所がありそうです。路面の状況を確認し、車の運転などは細心の注意を払って下さい。

また上空1500メートル付近で0度以下の寒気(上の図で白のエリア)は、山で雪になる目安の寒気です。東北や北陸、長野県、群馬県などの峠や山沿いでは、今夜(3日)から雪のまじる所があり、雪が積もる可能性もあります。

晴れる九州から関東、東北と北海道の太平洋側は、朝晩グッと冷えるでしょう。あすの朝も冷えますが、穏やかに晴れる5日(木)の朝は全国的に放射冷却が強まりそうです。西日本を中心にこの秋一番の冷え込みになる所が多く、大阪では7度と12月上旬頃の冷え込みが予想されています。暖かくしてお過ごし下さい。

雨のあと再び強い寒気

7日(土)は低気圧や前線の影響で、広く雨に。この雨のあと、再び寒気が流れ込むでしょう。今回より強い寒気で、北海道には8日(日)頃から3日間ほど平地で雪を降らせるような寒気の流れ込みが続く予想です。一気に積雪が増えるおそれがありますので、最新の情報に注意して下さい。

太平洋側は、穏やかに晴れる6日(金)にかけて日中の気温が上昇。その後は寒気が流れ込み、ヒンヤリして風が冷たく・・と、同じ晴れでも気温や体感が異なります。朝晩と日中との気温差だけでなく、日ごとの気温差も大きくなるため、秋物も冬物も活用しながら服装でうまく調節しましょう。