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山を隔てて天気の違いが大きかったきょう12日の日本列島。その様子を宇宙から日本の空を見守る「ひまわり」からもハッキリと確認できます。

山が分けた各地の空

気象衛星「ひまわり」で雲の様子を確認すると関東沖には熱帯低気圧の雲があり、一部が関東や東北の太平洋側にかかっています。それに伴い気温もほとんど上がらず、東京都心のきょうの最高気温は、日付が変わってすぐの未明に観測した27.7度。日中は25度を下回っている時間が長くなりました。一方で北陸や東北の日本海側では雲が少なくなっています。晴れて強い日差しが照り付けていることがうかがえます。最高気温も福井の34.1度をはじめ、金沢32.9度、新潟31.3度など多くの地点で30度以上の真夏日になりました。

まとまった雨雲は東北へ

関東にかかっていた雨雲の大部分は陸地から離れつつあります。ただ、東北の太平洋側では今夜からあすにかけて雨が続き、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る恐れがあります。活発な雨雲がかかり続けると短時間で道路が川のようになって、冠水したり、川が増水する可能性もありますので、ご注意ください。