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あす5日(土)から7日(月)は、沖縄や奄美、九州は台風10号の接近で甚大な被害が発生するおそれ。予想される台風の進路から比較的離れた地域にも、影響が広がる。

台風10号 次第に接近 万全の備えを

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非常に強い台風10号は、さらに発達して、次第に猛烈な勢力となる見込み。この台風の進路に近い、沖縄や奄美、九州では、甚大な被害が発生するおそれがあります。

沖縄(特に大東島地方)は、あす5日(土)の午後から6日(日)、奄美と九州は6日(日)の日中から7日(月)にかけて大荒れの天気となるでしょう。電柱が倒れたり、一部の家屋が倒壊するほどの猛烈な風が吹くおそれがあり、外出が極めて危険な状況になりそうです。雨も強まります。海は猛烈なシケとなり、海岸や河口付近では、高波や高潮の影響で広範囲に浸水する危険があります。台風が接近する前に、頑丈な建物への避難するなど可能な限りの対策をなさってください。停電が数日に及ぶなど、生活への影響がしばらく続くことも想定しておくと良さそうです。

また、予想される台風の進路から比較的離れた、四国や本州の太平洋側も、沿岸部を中心に風が強まり暴風の吹く所があり、うねりを伴って波が次第に高まります。台風周辺の湿った空気の影響で、災害に繋がるような大雨になる所もありそうです。飛ばされやすい物を片付ける、避難経路や持ち出し品を確認しておくといった備えをなさってください。

火曜日以降も不安定 残暑が続く

8日(火)には台風10号が日本から離れ、次第に中国大陸へ進んで温帯低気圧に変わる見込みです。ただ、その先も、気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため、雨雲が発達しやすいでしょう。気温は全国的に平年より高く、残暑はまだまだ続きそうです。