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四国地方の8月は記録的な猛暑となり、平均気温はこれまでの記録を更新した所が多くなりました。一番高かったのは、高松市で8月の平均気温は30.6度と、これまで記録30.4度を10年ぶりに更新しました。

四国地方では、猛暑は今週後半には一段落となりそうですが、相次いでやってくる台風の影響で変わりやすい天気となり、今週末には次の台風が四国地方に接近する恐れがありますので、今後の台風の動向には十分ご注意ください。

8月の平均気温は記録更新

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四国地方4都市の平均気温は、全地点で第1位の記録となりました。高松市の平均気温は30.6度と、これまで記録30.4度を10年ぶりに更新しました。この他、四国内の観測地点のうち、約6割の地点で第1位の記録となり、徳島県では8か所の観測地点すべてで、第1位の記録となりました。

8月の猛暑日日数

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8月の猛暑日の日数も、高松市で19日と2013年の17日を2日上回り、過去の記録を塗り替えました。四国の県庁所在地で平年の猛暑日日数が1番少ない高知市でも8日とこれまでの記録を更新し、松山市、徳島市でも過去2番目に多い記録となりました。

四国地方の今後の天気

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あす2日(水)から3日(木)にかけて、台風9号は九州の西の海上を北上し、朝鮮半島へと進むでしょう。

四国地方では台風の暴風域に入る可能性は低いものの、2日の午後から3日にかけて、台風周辺の湿った空気や、東海上の太平洋高気圧周辺から流れ込む湿った空気の影響で、太平洋側を中心に大雨となる見込みです。また、台風の強風域に入り、風も海上を中心に強く所があるでしょう。

台風9号は、4日頃には中国大陸へ進み、温帯低気圧へ変わる見込みですが、本州の南から早くも次の台風が北上してきそうです。

台風の発達の度合いや進路等についての詳細な予想は、現時点ではまだ難しい状況ですが、太平洋高気圧の縁に沿うように進めば、今週末には、四国地方に大きな影響が出てくる可能性があり、今度の気象情報には十分注意してください。

気温は、木曜日頃までは厳しい残暑が続く所がありますが、その後は猛暑も一段落となり、週末には30度を下回る所もありそうです。