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台風9号は、あさって9月2日(水)の夜に九州北部に最も接近する見込みです。非常に強い勢力で接近するおそれがあり、九州では暴風や高波に警戒が必要です。また、台風から比較的離れた太平洋側の地域を含め、大雨のおそれがあります。台風9号への早めの備えが必要です。

非常に強い勢力で9月2日(水)夜に九州北部へ最接近

大型で強い台風9号は、沖縄本島の南の海上を北上しています。台風9号は今後さらに発達し、非常に強い勢力であす9月1日(火)の未明から明け方にかけて沖縄本島の西の海上を通過した後、東シナ海を北上。2日(水)夜には対馬海峡付近に達し、九州北部に最も接近する見込みです。

九州北部接近前の2日(水)午後3時の段階で、中心気圧940ヘクトパスカル、最大風速45メートル、最大瞬間風速65メートルが予想されており、非常に強い勢力で九州北部に接近するおそれがあります。

暴風や高波に厳重警戒

九州の沿岸海上はあす9月1日(火)には南部から次第にしけてくる見込みです。

あさって2日(水)には九州北部を中心に次第に暴風となり、海上は猛烈にしけることが予想されます。特に、台風の中心が近づくと予想される長崎県の五島や対馬を中心に猛烈な暴風となるおそれがあります。暴風や高波に厳重な警戒が必要です。

太平洋側を含め大雨に警戒

台風が接近する9月2日(水)には、九州の広い範囲で非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。

また、宮崎県など太平洋側の地域では湿った空気が流れ込むことにより、あす9月1日(火)夜から激しい雨が降ることが予想されます。台風から比較的離れてはいますが、総雨量が多くなるおそれがありますので警戒が必要です。

高潮のおそれも

現在、満潮時の潮位が高い大潮の時期に当たっています。台風が九州北部に接近する9月2日(水)の夜は、満潮の時間帯と重なり、高潮が発生するおそれがあります。沿岸部で浸水などが発生するおそれがありますので、高潮に対しても注意が必要です。