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あさって23日(日)は二十四節季のひとつ「処暑(しょしょ)」です。暦の上では暑さが収まる頃です。暦通り、23日には各地で日中の暑さが収まるでしょう。ただ、夜はあまり気温が下がらない予想で、東北南部を中心に寝苦しい夜が続いてしまいそうです。

北から暑さ収まるも、夜はあまり気温下がらず…

この週末は夏の太平洋高気圧が次第に勢力を弱める予想です。このため、あさって23日にかけて、東北北部から暑さが収まるでしょう。あす22日(土)の予想最高気温は、青森県八戸市、岩手県宮古市ともに23度と、それぞれ9月中旬並みでしょう。湿った東風の影響で、東北北部の太平洋側を中心に、気温がきょう以上に上がらない見込みです。日中でも冷房なしで過ごすことが出来そうです。一方、東北南部は、きょうより低くなる所が多いものの、あすも30℃以上の真夏日となる所が多いでしょう。引き続き、熱中症など体調管理に注意して下さい。

あさって23日は、東北南部も含めて暑さが和らぎ、最高気温が28℃前後と東北の主要都市では真夏日となる所はない予想です。ただ、夜はあまり気温が下がりません。東北南部を中心に熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上のこと)となることもありそうです。昼間だけではなく、夜間も熱中症にお気を付け下さい。

なお、来週は広い範囲で30度以上の真夏日となるなど、再び厳しい暑さが戻ってくる予想です。

午後を中心に激しい雨や雷雨に注意!

土日は雨の範囲が広がりそうです。

あす22日は前線に近い青森県や岩手県の北部でも雨が降りやすいでしょう。また、上空の寒気や湿った空気の影響で、午後は福島県を中心に大気の状態が不安定となりそうです。真っ黒い雲が近づいてきたり、雷の音が聞こえてきたり、また急に冷たい風が吹いてきたりしたら積乱雲が近づいてくるサインです。天気の急変に注意して下さい。また、そのほかも山沿いではにわか雨の可能性があります。

あさって23日は気圧の谷が東北地方を通過するため、あすよりも広い範囲で雨が降るでしょう。雷を伴って、雨脚の強まる所もありそうです。山や川、海のレジャーなどは特に注意して下さい。