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この先、桜前線はいよいよ東北へ向かいます。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、なかなかお花見に行けない方が多いかと思いますが、お家から各地の桜開花状況を楽しむのも良いかもしれません。

開花と満開の傾向

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桜の開花は各地で平年より早いでしょう。平年より3日から7日早く開花するところが多く、平年より10日から2週間以上も早まるところがありそうです。このあと、信越、東北では記録的な早さの開花となる見込みです。

今年は3月14日に全国のトップをきって、東京で桜が咲きました。すでに福島や仙台など、東北南部まで桜前線は到達しており、東京、福島、仙台では桜の開花・満開の統計が開始された1953年以来、最も早い開花となりました。また、4月1日にようやく鹿児島で開花しましたが、福島や仙台の桜が鹿児島よりも先に咲いたのは、統計開始以来、初めてのことです。

この先、信越や東北北部で次々と咲く見込みで、記録的な早さの開花となるでしょう。桜前線は4月下旬には津軽海峡を渡って、北海道へ到達する見通しです。函館では4月20日、札幌は22日に開花するでしょう。

満開日は、開花日の1週間から10日くらい後で、全国的に平年より早いでしょう。満開の全国トップも東京で、3月22日でした。3月29日には関東で広く雪が降り、満開の桜に雪が積もりました。今週は、京都や松江、和歌山などから満開の便りが届いています。4月1日には、名古屋、金沢などで満開となり、金沢は統計開始以来トップタイの記録となりました。このあと、西日本、東日本のあちらこちらから満開の便りが届くでしょう。

※新型コロナウイルス感染拡大の影響で、お花見や外出の自粛を呼び掛けている自治体がある場合は、各自治体の指示に従っていただきますようお願いいたします。

お家から各地の桜開花状況を楽しもう!

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、なかなかお花見に行けない方が多いかと思います。

tenki.jpでは、桜開花・満開情報 2020にて、各地の桜開花状況を公開しています。

桜前線の進みなどを確認しつつ、季節の進みをお家からお楽しみください。

少し気が早いかもしれませんが、来年以降のお花見の計画を立てるのも良いかもしれませんね。