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この先、日本付近を低気圧が次々に通過するでしょう。全国的に曇りや雨の日が多い見込みです。また、気温の変化が大変大きいでしょう。

16日(月) 雨雲かかる九州 夜の冷え込みは弱い

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16日(月)は、高気圧は中心を次第に日本の東へ移す見込みです。気圧の谷が日中に北海道を通過するでしょう。九州付近には湿った空気が流れ込む見込みです。天気が崩れるのは、北海道と九州です。北海道は、昼前後は日本海側を中心に雪や雨が降るでしょう。九州は、雲が広がり、南部は昼頃から雨雲がかかる所がある見込みです。北部も夕方以降は所々で雨が降るでしょう。高気圧の勢力を残す東北から中国地方、四国は、大体晴れる見込みです。

寒気は弱まります。上空1500メートル付近で氷点下6度以下の寒気は、夜には北海道の北まで北上するでしょう。最高気温は、関東では、ほぼ平年並みですが、平年より高い所が多い見込みです。九州から東海では、夜の冷え込みは弱いでしょう。九州では、夜遅くなっても気温が10度を下回らない所が多い見込みです。

17日(火)~18日(水) 低気圧が通過 暖気流入から寒気流入へ

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17日(火)は、低気圧が日本海を北東へ進む見込みです。この低気圧に向かって、南から暖かい空気が流れ込むでしょう。夜には、上空1500メートル付近で6度以上の暖気が、東北南部まで流れ込む見込みです。輪島の上空で、10月中旬並みの気温です。このため、全国的に雨が降り、南風が強めに吹く見込みです。雪が降るのは、北海道の標高の高い所に限られるでしょう。最高気温は、全国的に平年より高い見込みです。九州では20度くらいまで上がり、11月上旬並みの所がある予想です。

18日(水)は、日本付近は冬型の気圧配置になり、空気が入れ替わります。夜には、上空1500メートル付近で氷点下6度以下の寒気が、北海道に流れ込むでしょう。このため、北海道に、日本海やオホーツク海から雪雲が流れ込む見込みです。東北から中国地方にも日本海から雨雲が流れ込むでしょう。最高気温は、全国的に平年より高いですが、冷たい北風が吹く見込みです。

19日(木)以降 低気圧が次々に通過

19日(木)以降も寒気が度々流れ込む見込みです。向こう一週間で、最も強い寒気が予想されるのは、20日(金)ごろ。上空1500メートル付近で氷点下6度以下の寒気が、一時的ですが、北陸まで流れ込む見込みです。このため、19日(木)以降は、師走らしい寒さになる所が多いでしょう。北海道では、日本海側やオホーツク海側を中心に、最高気温が0度未満の真冬日が続く見込みです。

寒さばかりでなく、天気が崩れる日が多いでしょう。19日(木)は、本州付近を低気圧が東へ進む見込みです。九州から関東を中心に雨が降るでしょう。その後、20日(金)にかけて、北日本を中心に冬型の気圧配置になる見込みです。東北や北海道は雪が降り、東北北部の太平洋側で一時的に降雪量が多くなる可能性があります。北陸も、みぞれや雪が降るでしょう。

21日(土)から22日(日)にかけて、日本の南を低気圧が東進する見込みです。九州から関東を中心に雨雲がかかるでしょう。