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11月中旬は流れ星を見つけるチャンス。13日は「おうし座北流星群」、18日は「しし座流星群」が見頃を迎えます。

おうし座流星群(南群・北群)

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おうし座流星群は活動期間が長く、南群・北群ともに10月半ばから11月末までです。極大日は南群が11月6日頃、北群が11月13日頃と予想されていますが、出現数が少なく、あまりはっきりしないため、極大日にこだわらなくてよいでしょう。北群の極大日と予想される13日は満月過ぎなので、月の条件は良くありませんが、おうし座流星群は明るい流れ星が見えることで知られており、気長に夜空を眺めてみるのもよさそうです。

来週にかけて星空観察日和は?

今夜は太平洋側は晴れる所が多く、星空観察によいでしょう。あす10日の日中は日本海側も含めて日差しの届く所が多いですが、夜は所々で薄雲が広がりそうです。11月中旬は火星とスピカが接近して見え、10日から11日明け方に最接近しますので、赤い火星と青白く光るスピカを楽しむのもよいでしょう。来週は前線を伴った低気圧が度々日本付近を通過し、天気は短い周期で変わりそうです。おうし座北流星群の極大日である13日は晴れマークの所が多いものの、天気は下り坂に向かうため、最新の予報を確認してください。

しし座流星群

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さらに再来週、18日は「しし座流星群」が見ごろとなります。今年は活動が活発な時期から外れてしまっているため、大出現は望めませんが、毎年明るい火球があらわれるとのことです。月明かりがあるのが残念ですが、運試しに流れ星を探してみるのもよいでしょう。星空観察の日は晴れてほしいものですが、晴れると朝晩はグッと冷え込みます。長い時間、屋外で過ごすと想像以上に体が冷えますので、寒さ対策を忘れないようにしてください。