平成最後の寒気が南下中 令和最初の寒気が連休中に 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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平成最後の寒気が南下中 令和最初の寒気が連休中に

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4月を振り返ると、季節外れの雪や先取りの暑さと、季節は一進一退しました。27日(土)は、日本付近に強い寒気が南下しています。令和に入ると早々に、次の寒気が南下する予想です。

4月 真冬の寒気でスタート

4月1日から3日にかけて、上空5500メートル付近で氷点下33度以下の寒気が関東付近まで南下しました。茨城の館野で、4月に氷点下33度以下の寒気が流れ込んだのは、2001年4月1日以来でした。1日の最高気温は、鳥取市で6度9分と、観測開始の1943年以来、4月として5位の低さ、2日は富山市で4度4分と、観測開始の1939年以来、4月として2位の低さとなりました。2日から3日にかけて、北陸から北海道の日本海側を中心に雪が降りました。青森市では、2日の降雪の深さ日合計は10センチとなり、観測開始の1953年以来、4月として3位タイとなりました。

春と夏のせめぎ合い なごりの雪も

季節が冬に逆戻りとなったものの、4日から5日にかけては、日本の南で、夏の主役である太平洋高気圧の勢力が強まりました。先島諸島付近では、春と夏の空気を分ける前線が延び、前線上に発生した低気圧が、5日に沖縄を通過しました。5日の日降水量は、沖縄の石垣島で128.5ミリと観測開始の1897年以来4月として7位、西表島で109.0ミリと観測開始の1954年以来4月として10位と、雨量が多くなりました。7日は、沖縄の波照間で、最高気温が30度1分となり、全国で今年初めて30度以上の真夏日になりました。
9日は、上空1500メートル付近で氷点下3度以下の寒気が、関東付近まで南下しました。日本付近で、冷たい空気と暖かい空気がせめぎ合っているところに、10日から11日にかけて、本州の南岸を低気圧が発達しながら東へ進みました。10日は、関東甲信や東北でも冷たい雨や雪が降りました。前橋では1センチの積雪となり、4月で1センチ以上の積雪となったのは、1998年4月2日以来、21年ぶりとなりました。東京都内でも多摩地域で雪がまじりました。11日朝にかけては東北で雪が降り、福島市では午前3時に9センチ、仙台市では午前4時に5センチの積雪となり、満開を迎えた福島や仙台の桜に雪が積もりました。桜の満開後に1センチ以上の雪が積もったのは、福島市、仙台市ともに2013年4月21日以来、6年ぶりとなりました。

北海道で夏のような暑さ

17日は、日本の東に中心を持つ高気圧の縁を回って、北海道付近の上空およそ1500メートルで9度くらいの、6月下旬並みの暖気が流れ込みました。この日、最高気温が全国で最も高くなったのは沖縄や九州ではなく、北海道の釧路地方の鶴居村(つるいむら)で、27度1分でした(南鳥島を除く)。北海道で、今年初めて25度以上の夏日となったばかりか、鶴居村で観測開始の1978年以来4月として最も高くなりました。

夏日続出 沖縄以外で真夏日も

22日は、本州付近は移動性の高気圧に覆われました。上空1500メートル付近では、9度以上の暖気が九州から関東付近に流れ込み、気温がグンと上がりました。大分の日田市と高知の四万十市西土佐で、最高気温は30度2分となり、今年初めて、沖縄以外で30度以上の真夏日となりました。東京都心では25度6分、名古屋で28度4分、大阪で27度6分で、いずれも今年初めて25度以上の夏日となりました。

平成最後の寒気 ゴールデンウィーク初日に

ゴールデンウィーク初日の27日(土)、1500メートル付近で氷点下0度以下の寒気が、九州北部付近まで南下しています。九州北部では、3月上旬から中旬並みと、この時期としては強い寒気です。地上付近は、関東の東には低気圧、朝鮮半島付近には移動性の高気圧があり、日本付近は等圧線が混みあっています。北海道東部では、根室市厚床(あっとこ)で午前3時の積雪が8センチとなるなど、平地でも雪が積もりました。全国的に冷たい北風が吹き、午後3時までの最高気温は、多くの所で3月中旬から4月上旬並みとなりました。28日(日)は、寒気は次第に北上する見込みで、今回の寒気が平成では最後となりそうです。

ゴールデンウィーク 大雨や天気の急変に注意

28日(日)は、本州付近は移動性の高気圧に覆われる見込みです。九州から北海道は晴れ間が広がる見込みです。朝は内陸で、霜が降りるくらいの冷え込みとなるでしょう。日中は比較的過ごしやすい陽気となる所が多い見込みです。九州付近には次第に南から湿った空気が流れ込みます。九州では夜は雨が降り出す所があるでしょう。お出かけは折り畳み傘があるとよさそうです。沖縄は大陸から延びてくる前線の影響で、曇りや雨でしょう。
29日(月)昭和の日は、前線を伴った低気圧が九州に近づく見込みです。九州では雨が降り、雨雲は次第に東へと広がるでしょう。低気圧は、今のところ、30日(火)に本州の南岸を東へ進む予想です。低気圧や前線付近は大気の状態が不安定になるでしょう。九州から近畿の太平洋側を中心に発達した雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。風も強めに吹くでしょう。
5月1日(水)天皇の即位の日は、低気圧が関東付近を発達しながら通り、日本の東へと進む見込みです。全国的に曇りや雨で、関東から北海道では、本降りの雨となる所がありそうです。
2日(木)は、低気圧は北海道の東まで進む見込みです。北陸から北海道を中心に雨が降るでしょう。2日から3日(金)憲法記念日、4日(土)みどりの日にかけて、日本列島の上空を寒気を伴った気圧の谷が、ゆっくり通過する見込みです。この時期としては強い寒気が予想され、広く大気の状態が不安定になりそうです。日差しが届いていても、急に雷が鳴り、突風が吹いたり、強い雨が降ったりすることがあるでしょう。天気の急変に注意が必要です。
5日(日)こどもの日は、寒気は日本の東へと抜ける見込みです。連休の終わり頃は、安定して晴れる所がありそうです。


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