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日本気象協会は、18日「ゴールデンウィークの天気傾向」を発表しました。「平成」から「令和」にかけては、関東から九州を中心に、お出かけ日和になりそうです。平成から令和へ時代をつなぐ今年のGW(4月27日頃~5月6日頃)は東日本・西日本を中心に行楽日和が多くなります。北日本は太平洋側で晴れる日が多いでしょう。ただ、寒気の影響を受けて、北海道ではGWの初め頃は標高の高い山で雪が降るかもしれません。関東甲信から九州は、晴れる日が多いでしょう。
気温はほぼ平年並みで、GW前半は少しヒンヤリする日があるものの、全体的には暖かい空気に包まれそうです。汗ばむ陽気となる日もあるため、体が暑さに慣れていないこの時期は熱中症にかかりやすいのでしっかりとした対策が必要ですまた、屋外のレジャーは忘れずに紫外線対策をしてください。奄美・沖縄では、湿った空気の影響で天気がぐずつく予想です。前線が停滞する可能性もあり、GWの後半は、平年より早く梅雨入りの発表があるかもしれません。

各地域の天候のポイント

◇北海道・東北(北日本)
太平洋側は平年同様に晴れる日が多いでしょう。気温は平年並みか低く、GWの初め頃は北海道の山で雪の降る可能性もあります。桜前線は北上し、GW前に津軽海峡を渡ります。北海道では函館や札幌などでGW後半にかけて満開となるため、お花見の計画はこの頃がおすすめです。
◇関東甲信~九州(東・西日本)
平年と同様に晴れる日が多いでしょう。紫外線が強いので、屋外でのレジャーは、万全な紫外線対策を。GW前半は少しヒンヤリする日もありますが、気温はほぼ平年並みです。湿度が高く蒸し暑く感じる日もありそうです。東京湾では、GW後半が潮干狩りに適した潮位となります。
◇奄美・沖縄(南西諸島)
湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなりそうです。気温は平年並みか高く、半袖で過ごせる日が多いですが、ぐずついた天気で蒸し暑いでしょう。海のレジャーは気象情報で強風や高波に関する情報を確認してからお出かけください。本情報は2019年4月18日時点の予測資料から作成したものです。最新の気象情報は日本気象協会の天気予報専門メディアtenki.jpでご確認ください。