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18日木曜日は、桜前線は平年より早く北上しており、青森市で梅前線に追いつきました。青森市で梅と桜が同日に咲いたのは、2年連続です。

2年連続 青森市で桜前線が梅前線に追いついた

18日の青森市は、最高気温が19度2分と、5月下旬並みの陽気となりました。そんな中、青森地方気象台から、梅と桜の標本木が同じ日に開花したという便りが届きました。桜は平年より6日早く、梅は平年より3日早い開花です。桜前線は、梅前線を追いかけて北上し、2019年は青森市で梅前線に追いついたことになります。なお、青森市で同じ日に梅と桜が咲いたのは、2年連続です。

過去には 桜が梅より先に咲いたことも

ちなみに、盛岡市から北では、これまで桜が梅より先に咲いたこともありました。2013年の青森市では、4月29日に桜が開花し、翌日の4月30日に梅が開花しています。桜前線が梅前線を追い越してしまった例です。

桜前線 津軽海峡を渡るのは

桜前線と梅前線は、この後、津軽海峡を渡りますが、青森市から函館市までは、ほぼ100km。これまでは、津軽海峡を渡る速度は、桜が7日、梅が8日と、桜が勝っています。最も速い横断は、梅が2日、桜が1日といった年もありました。なお、18日に日本気象協会が発表した「桜開花予想(第9回)」によりますと、桜前線はスピードアップして北上し、10連休前に北海道に上陸する予想です。