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今日(3日)の北海道は全道的に平年より高い気温となり、渡島地方の木古内では今年の道内の最高気温を更新する9度8分まで上がりました。(午後3時まで)
函館でも8度9分まで上がり、朝には2センチあった積雪が日中に解け、午前11時40分に積雪なしとなりました。道内の官署では、27日に積雪がなくなった室蘭に次いで2地点目になります。

ここ10年で2番目の早さ

今日の北海道は3月下旬から4月上旬並みの暖かさとなり、道内の気温観測地点全てで平年より高い最高気温となりました。(平年値のない4地点を除く)
最も気温が高くなった渡島地方の木古内では今年の道内最高気温となる9度8分を観測し、函館でも8度9分まで上がるなど、道内76地点で今年最も高い気温となりました。
この気温で雪解けも各地で進み、函館では日付の変わる頃には2センチ残っていた積雪が、午前11時40分になしになりました。
根雪(長期積雪)には、「10日間以上積雪が継続すると、間に積雪のない期間があっても、それが5日以内ならば継続したものとみなす」という決まりがあるため、まだ根雪の終日が確定したわけではありませんが、明日以降、積雪が長く続くことがなければ函館の根雪終日は今日「3月3日」となります。
函館の平年の根雪終日は3月13日で、このままいけば平年より10日早い記録となり、ここ10年でも2番目に早い根雪の終日となります。(2015年は2月28日に根雪終日)

明日には釧路も?

この先一週間、函館では水曜日に天気が崩れ雪の降る時間もありそうですが、それ以外の日は晴れる日が多くなる見込みです。気温は平年より高めで、函館は最高気温がプラスの日が続くため、仮に水曜日に一時的に積雪状態になったとしても、それが10日以上継続する可能性は極めて低くなっています。このまま函館は今日が根雪の終日となりそうです。
また、道内のその他の地点の雪も着実に減ってきており、平年だと函館よりも1日早く根雪の終日を迎える釧路では、今日の午後3時で積雪が4センチとなっています。早ければ明日にも積雪がなくなるかもしれません。今月は道内から続々と雪解けの便りが届くことになりそうです。