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7日、札幌管区気象台が北海道の1か月予報を発表しました。2月中頃にかけても強い寒気の影響を受けやすく厳しい寒さが続きますが、2月後半は南から暖かい空気が流れ込みやすくなり、厳しい寒さは和らいでくる見込みです。向こう1か月の平均気温は平年並みか低いでしょう。降水量と日照時間、日本海側の降雪量はほぼ平年並みでしょう。

2月9日~2月15日 バレンタインデーの頃まで厳しい寒さ

冬型の気圧配置となる日が多く、上空には強い寒気が居座るでしょう。日本海側は雪の降りやすい天気の日が多いですが、太平洋側やオホーツク海側は晴れる日が続く見込みです。気温は全般に平年より4度前後低く経過するでしょう。この時期、札幌上空1500m付近の気温の平年値は氷点下13度~氷点下14度ですが、9日から14日頃にかけては氷点下20度前後の強い寒気が居座る予想となっています。最高気温は札幌でも氷点下4度前後で経過する予想です。厳しい寒さの日が続くため、引き続き水道凍結の恐れがあります。また、外出の際はしっかりとした防寒対策を忘れずにしましょう。

2月16日~2月22日 厳しい寒さは次第に抜けて ほっと一息

冬型の気圧配置の強さは平年と同様となるでしょう。日本海側では平年と同じように曇りや雪の降る日が多く、オホーツク海側と太平洋側では、平年と同様に晴れる日が多い見込みです。また、上空の強い寒気は抜けて、時折暖かい空気が流れ込むこともあるでしょう。気温はほぼ平年並みとなる見込みです。厳しい寒さは収まり、ほっと一息つけそうです。

2月23日~3月8日 平均気温は半月で5度前後高くなる

冬型の気圧配置は引き続き、平年と同じくらいとなるでしょう。日本海側では平年と同様に曇りや雪の降る日が多く、オホーツク海側や太平洋側でも、平年通りに晴れる日が多い見込みです。気温は平年並みか高くなるでしょう。予想平均気温は2/9~2/15と比べて5度前後高くなる見込みです。時折寒さが強まる程度で、春を予感するような空気に包まれる日もありそうです。