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きょう1月20日は、二十四節気の「大寒」。暦では来月3日(節分)までが1年中で最も寒さが厳しいころと言われています。ただ、「小寒の氷大寒に解く」なんて諺があるようにきょうは、関東を中心に平年より気温が高く、場所によっては4月並みとなりました。強烈寒波はいつ来るのか?週間予報の最高気温に着目します。

過去30年 一番寒かった時期はいつ?

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きょう20日は二十四節気の「大寒」。暦では来月3日(節分)までが1年中で最も寒さが厳しいころと言われています。実際にはどうだったのか?札幌と東京、大阪、福岡の過去30年(1989年から2018年)で年間の最も低い気温を観測した日を旬別に分けてみました。札幌は過去30年のうち、最も低い気温を観測したのは1月下旬で12日。大阪や福岡も同様に1月下旬が最も多くそれぞれ12日、11日でした。東京は3地点ほど偏りはありませんでしたが、1月下旬が7日、2月上旬が8日と暦通りに寒くなった年が多かったということがわかります。

今週の気温は一進一退

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今週一週間の主要都市の予想最高気温を確認するとあす21日は、西日本の一部で平年を超えるものの、平年並みか低く、寒気の影響を受ける北日本ほど寒さが厳しくなります。ただ、なかなか「寒さ」が続かないのが今冬の特徴です。週の中ごろはいったん寒さが緩み、23日(水)は関東から西で所々3月並みの気温が予想されます。先週17日に中川裕美子気象予報士が書かれた記事【強烈寒波がやってくる 1か月予報】にあるように25日(金)までは西日本から東日本では高温傾向で、寒さが本格化するのは次の週末からとみられます。
インフルエンザも流行期を迎えていますので、体調の管理には十分に気を付け、受験生の方はしっかりとした対策を心がけましょう。